「手と道具の人類史」 鈴木良次先生(金沢工業大学) 身体的に劣るヒトがなぜ今まで生き残ることが出来たか。それは、手と脳と感覚の共同作業によって技術を開発し、身体能力を補い、拡大することが出来たからです。シーラカンスなど肉鰭類の胸ヒレを遠い起源とするヒトの手が、優れた道具に進化した過程と、その手が、脳との共同作業によって、手の外延としての道具を、石器から機械・さらにはロボットへと進歩させてきた過程を追います。しかし、その先にはヒトの生存を脅かす課題が横たわっているとの指摘もあります。それを見つめ、方策を探ります。 講演動画†お願い
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